Subversion フックスクリプトの基礎知識 (1) – フックスクリプトの概要と種類

本稿では、ソースコード管理ツール Subversion のフックスクリプト機能について解説します。

Subversion フックスクリプト機能とは?

フック(Hook)とは英語で「引っ掛ける」という意味ですね。 コンピュータの世界では「何かのイベントをきっけかにして動作する」ことをフックと呼ぶ事があります。

Subversion における「何かのイベント」とは、「コミット」「プロパティの変更」などの操作が挙げられます。 つまり Subversion における「フック」とは、「コミットやプロパティの変更をきっかけにした動作」の事です。

更に具体的に言えば「ソースがコミットされたらメールを送信して知らせる」などの事ができるようになる仕組みが、Subversion のフックです。

Subversion のフックの種類

Subversion のフックには、次のような種類のものがあります。

start-commit コミットのトランザクションを開始する前に何かさせる
pre-commit コミットをする前に何かさせる
post-commit コミットをした後に何かをさせる
pre-revprop-change リビジョン属性を変更する前に何かさせる
post-revprop-change リビジョン属性を変更した後に何かさせる
pre-lock ロックを取得する前に何かをさせる
post-lock ロックを取得した後に何かをさせる
pre-unlock ロックを開放する前に何かをさせる
post-unlock ロックを開放した後に何かをさせる

Subversion では、上記の通り、コミット、リビジョン属性の変更、ロックをきっかけに、それぞれが作成したプログラム(スクリプト)を動かすことができるのです。

おわりに

今回は Subversion のフックスクリプトの概要と種類について解説しました。 別稿(執筆中)では、具体的なスクリプトの記述などについて解説する予定です。

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著者 : OSCA

OSCA

 初級WEBエンジニアです。最近は Android, iOS, WEBアプリの作成に力を入れています。 個人として何か一つでも世の中の多くの人に使ってもらえるアプリを作ろうと日々奮闘中です。