本稿では CentOS 6 に Oracle の Java SE Development Kit 7 (JDK 7) をインストールする手順について解説します。
Oracle JDK 7 の RPM をダウンロードする
まずは Oracle の Java SE Development Kit 7 のダウンロードページ から Linux 版の Java SE Development Kit 7 の RPM を入手します。2015年02月現在、Java SE Development Kit 7u75 が最新ですので、ライセンスに同意したら、ご利用の環境に合わせて jdk-7u75-linux-i586.rpm もしくは jdk-7u75-linux-x64.rpm のリンクをクリックして RPM ファイルをダウンロードします。
RPM ファイルをダウンロードし終えたら、インストールするマシンの root ユーザのホームディレクトリ (/root) にファイルを配置してください。
JDK 7 をインストールする
上記の通りに RPM ファイルを配置できていれば、/root/jdk-7u75-linux-x64.rpm というパスで RPM ファイルが配置されているはずですので、それを前提にインストールを進めていきます。 全ての操作は root 権限で行います。 RPM ファイルのインストールは、つぎのように rpm コマンドの -i オプションで RPM ファイルを指定して行います。
# rpm -ihv /root/jdk-7u75-linux-x64.rpm
Preparing... ########################################### [100%]
1:jdk ########################################### [100%]
Unpacking JAR files...
rt.jar...
jsse.jar...
charsets.jar...
tools.jar...
localedata.jar...
jfxrt.jar...
plugin.jar...
javaws.jar...
deploy.jar...
これで JDK 8 のインストールは完了です。 念のため java -version コマンドでインストールされた Java のバージョンを表示して、Java がインストールされたことを確かめましょう。
# java -version
java version "1.7.0_75"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.7.0_75-b13)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 24.75-b04, mixed mode, sharing)
JDK は /usr/java/jdk1.7.0_75 にインストールされましたので、環境変数などを設定する場合はここに設定しましょう。 これで JDK 8 のインストールは完了です。
おわりに
本稿では CentOS 6.x に Oracle の Java SE Development Kit 7 (JDK 7) をインストールする手順について解説しました。