本稿では Microsoft Azure のリソースをコマンドラインから管理できる Azure CLI 2.0について、概要とインストール方法について解説します。
Azure CLI 2.0 とは?
Azure CLI 2.0 は、Azure 上のリソースをコマンドラインで操作・管理するためのツールです。 導入し始めはコマンドを覚えるのが大変かも知れませんが、慣れればブラウザで Azure Portal を開いて操作するよりも簡単ですし、コマンドをスクリプトから呼ぶようにできれば作業を自動化することもできます。
Azure CLI 2.0 は Windows, macOS, Linux にインストールできますし、ブラウザで Azure Portal にアクセスして Azure Cloud Shell からも実行することができます。
Azure CLI 2.0 をインストールする
Windows に Azure CLI 2.0 をインストールする
Azure CLI 2.0 を Windows にインストールするには、Azure CLI Installer (MSI) をダウンロードしてインストールしてください。
macOS に Azure CLI 2.0 をインストールする
Azure CLI 2.0 を macOS にインストールするには、パッケージ管理ソフトウェア Homebrew を利用するのが便利です。 次のように Homebrew で azure-cli を指定してインストールします。
$ brew install azure-cli
もし Homebrew の導入が済んでいない場合は、別稿「Mac の開発を便利にするパッケージ管理ソフト Homebrew のインストール手順」を参考に導入してください。
おわりに
本稿では Azure CLI 2.0 の概要とインストール方法について解説しました。