本稿では Windows マシンに Oracle Java SE Development Kit 10 (JDK 10) をインストールする方法について解説します。
Oracle JDK 10 インストーラのダウンロード
さっそく Oracle のホームページから JDK 10 をダウンロードしましょう。 Oracle Java の ダウンロードページ にアクセスし、Java SE 10.0.x の JDK の「DOWNLOAD」ボタンをクリックします。
次の画面では利用規約に同意するラジオボックスにチェックを入れて、 Windows x64 の jdk-10.0.x_windows-x64_bin.exe のリンクをクリックすると、インストーラがダウンロードできます。
Oracle JDK 10 のインストール
ダウンロードした jdk-10.0.x_windows-x64_bin.exe をダブルクリックして起動すると次のようなウィンドウが開きます。「次へ」を選択して次の画面に進みます。
インストールするオプションの選択画面が表示されます。 特に変更する必要はありませんので、そのまま「次へ」をクリックします。
するとインストールが開始されますので、インストールの処理が終わるまでしばらく待ちます。
インストールの途中で下図のように JRE のインストールウィザードが起動する場合があります。 (既にインストールされている場合は表示されないかも知れません) その場合も特に設定を変更することはありませんので「次へ」を選択して次の画面に進みます。
JREのインストールが開始されます。
全てのインストールが完了すると下図のようにインストールの完了を表す画面が表示されます。 これで JDK のインストーラによるインストール作業は終了です。
環境変数の設定
Java で動作するアプリケーションには、Windows の環境変数を頼りに動作するアプリケーションもありますので、Java のインストールディレクトリを表す環境変数「JAVA_HOME」を Windows の環境変数として追加しておきます。
「システムの詳細設定」→「環境変数」とたどって、下図のように環境変数を設定します。 「ユーザー環境変数」の「変数」に「JAVA_HOME」がまだ無いことを確認したら「新規」ボタンをクリックして変数名に「JAVA_HOME」、値に先ほど JDK をインストールした Java のディレクトリを入力します。 下図のように「C:¥Program Files¥Java¥jdk-10.0.2¥bin」などになると思います。 念のためエクスプローラで該当のフォルダを確認し、パスをコピーして貼り付けた方が安全でしょう。
以上で環境変数の設定も完了です。
動作確認
最後に念のため「JDKがインストールできたこと」と「環境変数が設定できたこと」を確認しましょう。 コマンドプロンプトを起動し、java -version コマンドで Java のバージョンを、ECHO %JAVA_HOME% で環境変数が設定できたことを確認します。
おわりに
これにて Windows への JDK 10 のインストールの手順の解説は終了です。 本稿について誤りや不明な点がございましたら @webarchlabo などにお知らせ頂ければ幸いです。