WordPress 記事の公開日時と最終更新日時を表示する方法

投稿者 : OSCA

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概要

 本稿では WordPress で投稿した記事の公開日時と最終更新日時を表示する方法について解説します。

知っておくべき関数

 まずは公開日時と最終更新日時に関する WordPress の関数を確認しましょう。 次の関数が公開日時と最終更新日時に関係するものです。 どれもループ内で呼び出します。

関数名概要
the_date()記事の投稿日を表示します。この関数を呼び出すと、日付を表示出力します。
get_the_date()記事の投稿日を返却します。変数として日時を取得したい場合に利用します。
the_time()記事の投稿時刻を表示します。 この関数を呼び出すと、時刻を表示出力します。
get_the_time()記事の投稿時刻を返却します。 変数として時刻を取得したい場合に利用します。
the_modified_date()記事の最終更新日を表示します。 この関数を呼び出すと、日付を表示出力します。
get_the_modified_date()記事の最終更新日を返却します。 変数として日時を取得したい場合に利用します。
the_modified_time()記事の最終更新時刻を表示します。 この関数を呼び出すと、日付を表示出力します。
get_the_modified_time()記事の最終更新時刻を返却します。 変数として日時を取得したい場合に利用します。

関数名が the_ で始まっている関数は、echo や print をしないでもそのまま画面に日付を出力します。

<p>公開日時 : <?php the_date(); ?> <?php the_time(); ?></p>

関数名が get_ で始まっている関数は、一度変数に日時を受け取りたい場合に利用します。

$date = the_time();
echo($date);

表示する日付フォーマットの指定

 表示する日付のフォーマットは、デフォルト(引数を指定しない場合)では WordPress の管理画面で指定したフォーマットで表示されます。 もし、管理画面で設定した以外のフォーマットで日付を表示したい場合は、関数の引数にフォーマットを指定します。 次の例のようにソースコードを記述します。

<p>公開日時 : <?php the_time("Y年m月d日"); ?></p>

参考になるように、よく使いそうなフォーマットをいくつか例にあげます。 コピー&ペーストして利用してください。

フォーマット記述出力例
Y年m月d日2018年01月09日
Y年m月d日 (D)2018年01月09日 (火)
Y年m月d日 H時i分s秒2018年01月09日 01時02分03秒
Y/m/d H:i:s2018/01/09 01:02:03

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著者 : OSCA

OSCA

Java, PHP 系のWEBエンジニア。 WEBエンジニア向けコミュニティ「WEBエンジニア勉強会」を主催。 個人として何か一つでも世の中の多くの人に使ってもらえるものを作ろうと日々奮闘中。
@engineer_osca