CentOS 6 でホスト名を確認・変更する手順

投稿者 : OSCA

[PR] "出川哲朗の充電させてもらえませんか?"で登場したロケ地を紹介するファンサイト「あの場所へ行こう!」はこちら。

本稿では CentOS 6 のマシンのホスト名を確認・変更する手順について解説します。

ホスト名を確認する

現在設定されているホスト名を確認するには hostname コマンドを利用します。 次の例では、このマシンに設定されているホスト名は「vagrant-centos65.vagrantup.com」だということを表しています。

$ hostname
vagrant-centos65.vagrantup.com

ホスト名を一時的に変更する

一時的にホスト名を変更するためにも hostname コマンドを利用することができます。 hostname ホスト名 の構文で変更ができます。 変更には root 権限が必要です。 次の例では、このマシンのホスト名を「sample.host.name」に変更しています。

# hostname sample.host.name

但しこの設定は再起動すると元のホスト名に戻ってしまいます。

ホスト名を変更する

マシンのホスト名は一体どこに保存されているのでしょうか? ホスト名は次のファイルに記述されています。

  • /etc/sysconfig/network

ホスト名を完全に変更するには、/etc/sysconfig/network の変数 HOSTNAME を書き換えます。

HOSTNAME=vagrant-centos65.vagrantup.com
NETWORKING=yes

/etc/sysconfig/network の設定を有効にするには、ネットワークサービスを再起動する必要があります。

# /etc/rc.d/init.d/network restart

その他のサービスの変更もお忘れなく

上記まででマシン自体のホスト名の変更は終わっていますが、マシンのホスト名は変わってもそれぞれのサービスの設定はそのままです。 例えば Apache や Postfix など、ホスト名が関係してサービスを提供しているものはひと通り設定を見直した方が良いでしょう。

CentOS 6のトップへ戻る

著者 : OSCA

OSCA

Java, PHP 系のWEBエンジニア。 WEBエンジニア向けコミュニティ「WEBエンジニア勉強会」を主催。 個人として何か一つでも世の中の多くの人に使ってもらえるものを作ろうと日々奮闘中。
@engineer_osca