本連載では Java で様々なバーコードを生成することができる Barcode 4J について、記事を何回かに分けて概要と使い方を解説していきます。 第一回目の本稿は、まずは概要を解説します。
Barcode4J について
Barcode4J は、様々なバーコードを生成することができるライブラリです。 Apache License, version 2.0 のライセンスの基でフリーで利用することができます。
一次元バーコード、二次元バーコードのどちらも生成することができ、以下の種類のバーコードを取り扱うことができます。
- Interleaved 2 of 5
- ITF-14
- Code 39
- Code 128
- EAN-128, GS1-128
- Codabar
- UPC-A and UPC-E
- EAN-13 and EAN-8
- POSTNET
- Royal Mail Customer Barcode
- USPS Intelligent Mail
- PDF 417 (ISO/IEC 15438:2001(E))
- DataMatrix (ISO/IEC 16022:2000(E))
- QR Code
また、生成したバーコードは次のような形式で出力することができます。
- SVG
- EPS
- ビットマップ (PNG もしくは JPEG)
- Java2D (AWT)
入手 / インストール
Barcode4J は Sourceforge のプロジェクトページからダウンロードすることができます。
また、開発で Maven を使っていれば、Maven のセントラルリポジトリからダウンロードすることができます。 pom.xml に次のように依存関係を追記してあげれば良いです。
<dependency>
<groupId>net.sf.barcode4j</groupId>
<artifactId>barcode4j</artifactId>
<version>2.1</version>
</dependency>
おわりに
本稿では Barcode4J の概要について解説しました。 次回はさっそく、Barcode4J を使ってバーコードを生成してみたいと思います。