Apache Maven2 (2.2.1) インストール手順 (Windows)

 本稿では Apache Maven 2.2.1 を Windows マシンにインストールする手順について解説します。 なお、現在ではもっと新しいバージョンの Apache Maven がリリースされています。 新しいバージョンを利用する場合は、別稿「Maven3 (3.5.x) インストール手順 (Windows)」をご覧ください。

事前条件

 Apache Maven を利用するためには、あらかじめ Java がインストールされている必要があります。 Java のインストールが終わっていない場合は、別稿「Oracle JDK 8 を Windows にインストールする手順」などを参考にインストールを完了させておいてください。

手順1. Apache Maven のダウンロード

 それではさっそく Apache Maven 2.2.1 を公式サイトからダウンロードします。 Apache Maven 2.2.1 は公式サイトのアーカイブページからダウンロードすることができます。「apache-maven-2.2.1-bin.zip」のリンクをクリックしてZIPファイルをダウンロードしてください。

手順2. 配置

 手順1でダウンロードしたZIPファイルを解凍し、好きな場所に展開/配置してください。 ここではCドライブ直下に配置しました。 (C:¥apache-maven-2.2.1 というディレクトリができて、その中に Apache Maven の様々なファイルやフォルダが配置されている状態になりました。)

手順3. Windowsの環境変数の設定

 つぎに、Windows の環境変数の設定を行います。 Windows に JAVA_HOME, M2_HOME, PATH の設定を3つの環境変数の設定を行います。

 Windows Vista, Windows 7, Windows 8 の場合、「コントロールパネル」→「システム」→「システムの詳細設定」→「環境変数」と辿って、環境変数を設定するウィンドウを表示します。 Windows XP の場合、「マイコンピュータ」のアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択し、「詳細設定」のタブを選択し、「環境変数」のボタンをクリックします。

ここで設定する環境変数の例は次の通りです。

JAVA_HOME
C:¥Program Files¥Java¥jdk1.6.0_26
(JDK 1.6.0_26 をインストールしている場合, ご自分の JDK のパスを入力してください)
M2_HOME
C:¥apache-maven-2.2.1
PATH
%M2_HOME%¥bin

 「○○のユーザー環境変数」のリストに「JAVA_HOME」という変数が無ければ「新規」をクリックし変数名「JAVA_HOME」、変数値「C:¥Program Files¥Java¥jdk1.6.0_26」を設定します。実際の変数値はあなたが JDK をインストールしたフォルダのパスに合わせてください。既にJAVA_HOMEの変数が設定されている場合は、この設定は必要ありません。

 「○○のユーザー環境変数」のリストに「M2_HOME」という変数を「新規」で作成し、変数値「C:¥apache-maven-2.2.1」を設定します。

 「○○のユーザー環境変数」のリストに「PATH」という変数が無ければ「新規」を、既にあれば「編集」をクリックします。 変数名に「PATH」、新規の場合は変数値に「%M2_HOME%¥bin」を設定、値の編集の場合は変数値の最後に「;%M2_HOME%¥bin」を追記します(セミコロン “;” を付けるのを忘れないように)。

手順4. 動作確認

 ここまでの手順が終了したら動作確認を行います。 コマンドプロンプトを立ち上げて次のようにコマンドを実行します。 インストールした Apache Maven 2.2.1 のバージョンが表示されればインストール完了です。

mvn --version
Apache Maven 2.2.1 (r801777; 2009-08-07 04:16:01+0900)
Java version: 1.6.0_26
Java home: C:¥Program Files¥Java¥jdk1.6.0_26¥jre
Default locale: ja_JP, platform encoding: MS932
OS name: "windows xp" version: "5.1" arch: "x86" Family: "windows"

手順5. プロキシの設定

 コンピュータがインターネットに接続するのにプロキシを必要としなければ、この手順は必要ありません。 インターネットに接続するのにプロキシが必要な環境にいる場合は次の設定が必要です。

 Apache Maven 2.2.1 をインストールしたフォルダに「conf」ディレクトリがあり、その中に「settings.xml」がありますのでテキストエディタで開きます。 (上記の手順でインストールしていれば C:¥apache-maven-2.1.1¥conf¥settings.xml です。)

 開いた settings.xml の94行目程に「proxy」タグがあります。 デフォルトでは前後でコメントアウトされているので、XMLコメントをはずしてください。 コメントを外したら以下のように設定を行います。

<proxies>
  <proxy>
    <id>optional-1</id>
    <active>true</active>
    <protocol>http</protocol>
    <username>proxyuser</username>
    <password>proxypass</password>
    <host>proxy.host.net</host>
    <port>8080</port>
    <nonProxyHosts></nonProxyHosts>
  </proxy>
  <proxy>
    <id>optional-2</id>
    <active>true</active>
    <protocol>https</protocol>
    <username>proxyuser</username>
    <password>proxypass</password>
    <host>proxy.host.net</host>
    <port>8080</port>
    <nonProxyHosts></nonProxyHosts>
  </proxy>
</proxies>

 まずは http と https のどちらでもプロキシを介すように Proxy タグが2つになるようにコピーします。 id が重複してしまわないように、id タグの値を optional-1 と optional-2 と設定します(値は重複しなければなんでも良いです)。 そしてプロキシサーバに接続するためのユーザ情報「username」「password」が必要であれば入力して、プロキシサーバ情報「host」と「port」を入力します。 「nonProxyHosts」は「このホストと通信する際だけは、プロキシを通さないで」というホストを記述するタグです、必要に応じて入力してください。

おわりに

 これにて Apache Maven 2.2.1 のインストールは完了です。 Apache Maven は Java の開発をとても楽にしてくれる優れたツールですので、最初は覚えるのが大変ですが是非使いこなせるようになってください。 Good Maven Life!!

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更新日時

  • 2011年10月28日 – この記事を書きました
  • 2012年07月27日 – プロキシの設定の後書きを追記しました
  • 2015年08月29日 – 本サイトに記事を移稿し、文章を再校正しました。

著者 : OSCA

OSCA

 初級WEBエンジニアです。最近は Android, iOS, WEBアプリの作成に力を入れています。 個人として何か一つでも世の中の多くの人に使ってもらえるアプリを作ろうと日々奮闘中です。