LinuxコマンドでWEBからファイルをダウンロードする方法 (wget, curl)

投稿者 : OSCA

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 本稿では Linux のコマンドで、WEB上のファイルをダウンロードする方法について解説します。Linux のコマンドでファイルをダウンロードするのに頻繁に利用されるコマンドは、wget コマンドと curl コマンドがあります。 本稿では、それぞれのコマンドについて解説します。

wget

 wget コマンドは、WEBサーバーからコンテンツを取得するためのコマンドです。 次のような書式で利用することができます。

wget ファイルのURL

 例えば、次のような感じです。

$ wget http://hogemoge.com/example.zip

 ただし、wget コマンドは CentOS などではデフォルトでインストールされていない場合があります。 インストール自体は難しくありませんが、代わりに次に紹介する curl を使うことができます。

curl

 curl コマンドもファイルをダウンロードしたりアップロードしたりするためのコマンドで、最近の Linux のディストリビューションではデフォルトでインストールされていることが多いです。

 ファイルをダウンロードする場合、次のように -OL オプションをつけて実行すれば良いと覚えて置くと良いでしょう。

curl -OL ファイルのURL

 例えば、次のような感じです。

$ curl -OL http://hogemoge.com/example.zip

 curl コマンドはオプションを指定せずに実行すると、指定したURLのファイルの中身をそのまま標準出力で表示するようになっています。 そこで -O オプションをつけることで標準出力には出力せず、ファイルをダウンロードできます。 また、ソフトウェアをダウンロードしようとしたときに、コマンドで指定したURLからリダイレクトされる場合がありますので、-L オプションをつけてリダイレクトに対応すると良いでしょう。

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著者 : OSCA

OSCA

Java, PHP 系のWEBエンジニア。 WEBエンジニア向けコミュニティ「WEBエンジニア勉強会」を主催。 個人として何か一つでも世の中の多くの人に使ってもらえるものを作ろうと日々奮闘中。
@engineer_osca